ストレスの原因と軽快させるためにやるべきたった3つのこと(その2)

ストレス対策

前回は、食事の時にマルチタスクをやっつけるコツをお伝えしました。

が、食事は一日3回!(ボディメイクをしている方は1日6回されている方もいらっしゃるかもしれませんが)。もっと身近に、常にマルチタスクを追い出す意識をするために有効な取り組みをご紹介します。

【人類の敵、マルチタスクを少なくする方法】その2 歩行瞑想をやってみよう。

 歩行瞑想とは、歩き出す足の左右の意識、自分自身の足の裏の感覚を意識しながら歩くことです。

普段、歩くときには何も意識せず、逆にほかに意識を使うようなことを探してはいませんか?例えば、別な考え事をしながら歩いたり、歩きスマホをやったり・・・

【人類の敵、マルチタスクを少なくする方法】その2 歩行瞑想をやってみよう。

もし、ヨットで一人で太平洋横断中に嵐に遭遇し荒波の中でヨットが沈まないように必死に操作しているときに、ながらスマホはしないですよね。

これは極端な例ですが、無意識でこなせない状況化では、余計なことは考えている暇はありませんので、目の前のタスクに集中せざるを得ません。

しかし、そうでない状況化では、ワーキングメモリが空いている限り、別なことを同時並行でやってしまいがちです。

これを防止するために、歩行時に最初は意識して、歩行に集中することが重要です。

どのような意識をすればいいかといいますと、まず、

最初は“左足を出して、踵がついて、つま先まで地面がついて、右足がつま先から地面から離れて、つま先まで体重が移って、右足の踵がついて・・・”

という体の動きと体重移動を意識することになります。ゆっくり歩ける環境の中で歩行瞑想ができる状況では、ぜひ意識してやってみてください。最初は部屋の中で時間をとってやってみるといいですよ。

外で普通に歩いているときは、体重の移動や、踵・つま先の接触や地面から離れることを、短い時間の間で繰り返すことは、意識することが追いつきません。

そういうときは、例えば通勤のときは、

“右、左、右、左”を意識するだけで十分です。

それだけで歩行していることに意識が向いて、歩行瞑想の入門ができていることになります。歩くスピードは早めになると思いますが、早く歩くことは幸せホルモンであるセロトニンが優位になるので、メリットアリですよ。

最後に究極の最高にメンタルに良い歩行瞑想をご紹介します。それは、朝、森で、日光を浴びながら、歩くことです。ゆっくり歩くことで、足の裏に意識を向けて、左右の足の裏の体重移動が意識できるので歩行瞑想の効果が高まります。

電車通勤の方は、朝ちょっと遠回りして、近くの公園で歩行瞑想してはいかがでしょうか。

車通勤の人は、30分早く起きて、近くの公園で森林浴をしながら歩行瞑想することをお勧めします。朝、森、日光、ウォーキングは、メンタルヘルスにおいて最強の4天王(私が命名しました笑)ですので、どれか一つでも日常生活に取り入れることをお勧めします。

例えば、ウォーキングできない環境の方は、朝、森の空気を吸いながら日光を浴びること、夜勤で日光を浴びられない方は、よりよい環境でウォーキングを行うこと、緑が近くになく歩く暇がない!という人でも、朝、日光を浴びて背伸び・ストレッチしてするだけで、セロトニンが活性化します(その3に続く)。

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